新型の噂と真相

こちらのページでは新型iPhoneに関する噂とその実際についての情報をお伝えしています。

■新型iPhoneOSの詳細が発表されました

米Apple社が2009年3月17日に説明会を開催し、新型iPhone向けのOS「iPhone OS 3.0」で実装予定の新機能を発表しました。また同時に発表された内容としては、iPhone OS 3.0を搭載した新型iPhoneは今夏発表予定(台湾のメーカーに新型iPhoneの生産に着手していることから、発売は2009年5月~6月と見られています)で、既存のiPhoneへの、iPhone OS 3.0へのアップデートは無料で提供されるとのことです。(ただしiPod touch向けのアップデートは、9.95ドルが必要になるとのことです。)

エンドユーザにとって大きく変わった点は以下の7点です。

  1. カット、コピー、ペースト機能
  2. Spotlight(端末内検索機能)
  3. MMSのサポート
  4. BluetoothのA2DPサポート
  5. 多くの標準アプリでランドスケープモード対応
  6. カレンダーのCalDAV対応
  7. メモのiTunesシンクロ

日本のユーザーに限らず、世界のiPhoneユーザーに大きなニュースとなるのが、1.カット/コピー/ペースト機能のサポートでしょう。これまでiPhoneではコピー&ペースト機能がサポートされておらず、長らく改善要望の筆頭にあげられていました。 この新機能は、画面をダブルタップをすると呼び出せ、テキストデータなどを表示した状態で画面を2回タップすると、「CUT, COPY, PASTE」と書かれた“吹き出し”のようなメニューが表示され、範囲選択が可能になるとのこと。カットやコピーをしたあとで、入力可能な画面でダブルタップをすると、ペーストするための吹き出しが表示される。アンドゥ(やりなおし)をしたい場合は、端末を振ることで対応できるそうです。このコピー&ペースト機能は、アプリ間・機能間でも利用できるそうです。

2.Spotlightのサポートも、アプリの起動の仕方も変えうる大きな変更となります。Spotlightはホーム画面のさらに左側に用意され、フリックすることで呼び出せ、ここではメールを含む端末内データの検索機能を提供します。メールは端末内のデータだけでなく、IMAPサーバ内のデータも検索できるとのこと。さらにカレンダーやiPod、メモなども検索の対象となっており、もちろんアプリも名前で検索できるため、アプリのクイックランチャーとしても使えるそうです。

メールには、写真が複数添付可能になるほか、新たに3.MMSをサポートするそうです。MMSを利用して写真やvCard形式の連絡先、音楽ファイル、自分の現在いる場所などを送ることも可能になるとのこと。また、4.ステレオ音声のBluetooth出力やA2DPサポートも発表され、これにより機器を外付けすることなく音楽がワイヤレスで楽しめるようになるとのことです。 また、メールを含む文字入力を行うシーンでは、すべて横画面(5.ランドスケープモード)での入力をサポートし、より大きなキーボードで文字が入力できるようになります。6.カレンダーはCalDAVをサポートし、Googleカレンダーなどとの同期が容易になるだけでなく、.icsファイルを購読することも可能になるようです。 また、iPhone OS 3.0には、iPhoneをPCのワイヤレスモデムとして利用する“tethering”と呼ばれる機能も搭載されるようです。ただし、実際の利用にはキャリア側の対応が必要なため、この機能が利用できるようになるかどうかは分かりません。

その他にも、アプリ内で動画を再生する場合に、接続形態(無線LAN、3G、GSM)に合わせて映像のクオリティを変更する機能や、SMSのフォワード・個別削除、ボイスメモ、株価アプリの詳細情報(高値/安値表示、チャートのランドスケープモード表示)、メモのシンクロ、“shake to shuffle”機能、無線LANのオートログイン、iTunesアカウント作成、YouTubeレーティング、ペアレンタルコントロールなどなど、改善点の枚挙には暇がありません。新型iPhoneの発売およびiPhone OS 3.0の公開が待ち遠しいですね。

■iPhone OS 3.0のAPP開発者向けの仕様変更点

次に、またAPP開発者にとって主な仕様の変更は以下の6点だそうです。

  1. アプリ内での決済
  2. Bluetoothによるペアリング不要のP2P接続
  3. アプリへのプッシュ通知
  4. マップのアプリ内利用
  5. 周辺機器との通信、制御
  6. iPhone/iPod touch内の音楽ライブラリーアクセス

その他にも、iPhone OS 3.0では、約1000の新しいAPIを開発者向けに提供しており、これまでよりもさらに柔軟かつ自由なアプリケーション開発が可能になります。 1.のアプリ内での決済機能は、これまでApp Storeで売り切り方式で提供するしかなかったアプリの販売方法を大きく変える仕組み。アプリの中でiTunesのアカウントを利用した決済に対応することで、例えばゲームアプリで追加のステージを有料販売する、電子コミックアプリで続刊をアプリ内で販売する、観光ガイドアプリで地域別のコンテンツを個別に販売する、といったことができるようになるとのことです。これで日本のケータイアプリなどで一般的な、月額課金モデルでの販売にも利用できますね。 ちなみにアプリ販売の際にかかる料金としては、従来のアプリ販売と同様にAppleの手数料は30%。残りの70%は開発者側に支払われるとのことです。 2.BluetoothによるP2P(ピア・ツー・ピア)接続は、BluetoothとBonjourを利用して実現する1対1の接続機能です。接続相手は自動的に検出するため、一般的なBluetooth機器同士の接続のようなペアリングの作業は不要だという。具体的なアプリでの応用例としては、ゲームでのマルチプレーヤー対戦機能や、端末同士でデータのやり取りをする機能などが考えられます。

3.アプリへのプッシュ通知機能というのは、開発者側のサーバからAppleのサーバ(Apple Push Notification service)を経由してiPhoneやiPod touchのアプリへアラートを送れる機能。アラートはアプリの肩に数字などを表示する「badge alerts」、SMS受信時のように画面上にメッセージを表示する「text alerts」、音を鳴らす「audio alerts」の3種類を提供するそうです。この機能はアプリケーションを実行していなくても新着情報などをアプリに届けることができ、RSSリーダーやインスタントメッセンジャーなど、本来であればバックグラウンドで動作していてほしいアプリに対して、高い利便性を提供します。ちなみにアプリのバックグラウンド動作はできないままだそうです。

4.マップのアプリ内利用の機能を使うと、モバイルGoogleマップを閲覧できるマップアプリケーションをアプリ内で使えるようになります。アプリから簡単に地図を呼び出し表示でき、これまでのように地図は指で軽快にスクロールでき、ピンチイン/ピンチアウトでの拡大縮小が可能なのはもちろん、現在地の検出やカスタムアノテーションなどにも対応するそうです。 5.周辺機器との通信、制御機能は、DockコネクタとBluetoothでの接続がサポートされるとのこと。例えばスピーカーに接続した際にイコライザー操作ができるアプリや、FMトランスミッターを接続すると周波数設定ができるアプリなどが作成できるそうです。 6.iPhone/iPod touch内の音楽ライブラリーアクセス機能は、端末内の音楽、Podcast、オーディオブックなどのデータを再生可能にするもので、標準のiPod機能にはない独自の再生機能を持ったアプリなどが作成可能になるとのことです。

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